ごあいさつ

社会福祉法人みその児童福祉会
理事長 江草明彦


   一人ひとりを愛し慈しむ心で接する、が基本理念の社会福祉法人みその児童福祉会は、2018年に10周年を迎えます。社会福祉法人聖心の布教姉妹会から児童福祉事業を引き継ぎました。この間、カトリックの心で課題を克服するとともに、先を見通した環境整備や新たな事業に取り組んでいます。

 法人本部のある岡山をはじめ愛知、広島、鳥取、島根、高知県の6地区で、乳児院、保育所、幼保連携型認定こども園、児童養護施設、児童家庭支援センターを展開してきました。

 2017年度からは新たに鳥取県内で、さまざまな事情を抱えた母子を保護し、自立を支援する母子生活支援施設に携わっています。長年にわたり培われた信頼を背景に、地域の要望に応えたいと思います。

 これまでに、老朽化した乳児院・米子聖園ベビーホーム(鳥取県米子市)、保育所・呉聖園マリア園(広島県呉市)を建て替え、名古屋市の保育所は幼稚園と一体統合。同じく名古屋市の児童養護施設も建て替え工事を進めています。

 より良い環境を提供し、地域と共に児童福祉を向上させることにも力を入れています。高知県高知市、名古屋市、鳥取県米子市の児童養護施設では地域で暮らす取り組みを進め、岡山市でも家庭的雰囲気で過ごせるよう努めています。

 高知、米子の児童家庭支援センターは、身近な相談窓口として地域の児童福祉や子育てを支援する中核的な役割を担っています。

 私たちは心から、子どもたち一人ひとりがかけがえのない存在として、平和で優しさに満ちた光に包まれることを願っています。そのためにも、深い人間観、人間の尊厳への洞察を持つ人材を育て、時代の要請に応えていきます。